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 政府が、21世紀目本の医療制度改革案の中で、目指すべき将来像として、 1)「患者の選択の尊重と情報提供」 2)「質の高い効率的な医療提供体制」 3)「国民の安心のための基盤づくり」 を柱とする「医療の将来像」を提示しました。

 これは、患者自らが医療機関や治療方法を選択するなど、医療に自覚と責任をもって参画 することを医療の目指すべき姿とし、患者自身の選択を通じて医療の質の向上と効率化、 重点化が図られて行くべきとの考えに基づいています。

 そして、この様な姿が医療の中で実現する為には、公正で客観的な情報が提供されている 事が大前提となり、情報化に向けた社会的インフラ整備の必要性が生じます。

1) 患者の選択の尊重と情報提供」では見やすく・改竄の無い・保存の利く分かりやすい電子カルテや支払い明細(レセプト)システム
2) 「質の高い効率的な医療提供体制」ではしっかりとした診療データに基づく(EBM) 診療支援や、中央と同水準の医療が受けられる中核病院や診療所・薬局・看護施設 引いては離島、遠隔地を結ぶ地域連携ネットワーク、などのシステム
3) 「国民の安心のための基盤づくり」では薬剤処方ミスや薬害の早期防止、クロスチェック、 うっかり事故の防止や診断の妥当性判定(投薬管理、QI、認証、物流管理)などの システム化が挙げられます。

 IT技術としては、異なったシステムやOS・DBシステムとの連携、大量なデータの高速処理、 患者個人情報の匿名化や、開示権限者の設定、改竄防止、データの長期保存、 ネットワークセキュリテイ、動画像を含むトータルレスポンス向上など、 高度なIT技術が要求されます。更に、光ファイバー網の整備、地上波デジタル網の整備など、 高速かつ低価格な、社会インフラが間断なく整備され、本格的な医療情報社会の 到来がきつつあります。

 また、全世界の医療全般に関わる統一コード体系化(ICD10などグローバルスタンダード)、 医療情報公開規定、電子認証制度、患者情報の一元管理と倫理承認など、社会的、 法律的な問題まで掘り下げた情報システムの構築があげられます。

 弊社では、今までに構築した病院内情報システム(レセプト・オーダリング・院内電子カルテ・ RIS・LIS)や2次医療圈における地域連携電子カルテシステムの導入、 など開発実績を基に、これからの新しい医療体制の変革に合致した、患者を中心とする システム作りに医療IT専門集団として役立ちたいと念願しております。

 なにとぞ、今後ともご支援ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

        株式会社エム・アイ・エス 代表取締役 平木 治夫


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